1.洗浄工程(炭化水素系洗浄溶剤)とリンス・乾燥工程(塩素系も含む有機溶剤)を異なった溶剤で行います。

2.洗浄には被洗浄物に付着した汚れに対応できる最適な炭化水素系溶剤(HC)を選定致します。

(例:NS−200,HC370,HC−AD50 等)

  乾燥には洗浄で選定した炭化水素系洗浄溶剤(HC)との相溶性等を考慮し、

  最適な有機溶剤を選定致します。

(例:Novec7100,AE−3000,HFC−43.10mee,AK−225等)

3.洗浄・乾燥に使用されたそれぞれの溶剤は溶剤回収装置(OK−GREEN1)により分離され再利用でき、溶剤コストを抑えます。


4.洗浄工程で使用される炭化水素系溶剤(HC)の表面張力は一般的には約25mN/mで、リンス・乾燥に使用される溶剤の表面張力は

  14mN/m程度です。(例:水の表面張力は72mN/m)

  表面張力の小さい溶剤で洗浄し、表面張力のより小さい溶剤でリンス(濯ぐ)することにより、

  より精密な洗浄結果が得られます。


5.洗浄液の乾燥は溶剤で強制的に行う為、炭化水素系線上溶剤(HC)は、より安全な溶剤を選定することが

   出来ます。(第2石油類 ⇒ 第3石油類


6.HC1液洗浄に比べ洗浄後の被洗浄物表面に残る油分が大きく減少し、次工程の作業に好結果が期待できます。

7.洗浄直後の取り扱いが容易(洗浄後の被洗浄物表面温度はリンス・感想に使用します溶剤温度以上にはなりません)


住友3M社提供データ


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